【アルト建築設計事務所のブログ】マンション・オフィスビル・食品工場・研究施設・高齢者施設の設計から施工監理、耐震診断 大阪の設計事務所 アルト建築設計事務所

スマホ等いじっていると、時々「じぃ～～～」と見られている視線を感じる。
ふと顔を上げると視線の先には我が家の番人Carreくんの大きな目がこちらを見つめている。

じぃ～～～

Carreくん、なに～？

ま…まさか‼ 私を獲物と捉えている？
深層に深く眠っていた本来の「肉食動物・捕食者」気質が何かの拍子に目覚めたかーッ。

でも、なぜかセクシーポーズ♡（はい。Carreくんは♂です…)
獲物に向かってセクシーポーズはないやろ～と、あれこれ想像を巡らしひとり笑い。

甘えてるのかな？とお腹をこそばしにいくと…、あら、たいへん！
徐々に暑さが増してきたこのひと月強の間に、毛玉と毛玉が仲好く手を組み辺り一面巨大毛玉の楽園に…

この状態はもう素人の私の手には負えないのでトリマーさんの予約を取る。
半月ほど待ち、漸く今週Carreくんはトリマーさんの手に落ちる。

目指せ！毛玉撲滅。
バッサリとサマーカットやってもらおうね♪

ロン毛のCarreくんもしばらくの間見おさめか～？

さて、今回は清潔好きの猫さんの「トイレ」のお話を少々。

近年の住宅では、新築される際に家族の一員である猫さんやわんちゃんのお部屋を設けるなど、ペット仕様がしっかりと組み込まれている愛情いっぱい♡設計も少なくない。

が、後から迎えられたお宅はあーだ！こーだ！と彼らのスペースを確保するのに悪戦苦闘しているのが実情ではないだろうか。
我が家も然り、である。

まずはもっとも重要であるトイレ。お気に召さないと粗相につながるので慎重に選びたいところだ。

清潔好きの猫さん。トイレの設置個数は頭数＋1コが当然のごとく推奨されている。(猫さんおふたりさまの場合は、2＋1=3コ という感じ)

我が家も御多分に洩れず実行してます！、と胸を張って公言したいところだが。。

Carreくんおひとりさまに対し、当初はちゃんと推奨個数である2コ用意。しかも、匂い対策を考慮したフードやドア付き♪
が、同居部屋の大きさと家具のレイアウトの都合でどう知恵を振り絞っても2コ入らない。(キャットタワーの設置に必要なステップ台の出っ張り寸法を1箇所見落とすという失態も…はははっ)

やむなく1コのみで我慢してもらうことに。(入口が若干大きめだったねこ型トイレを選択。スコップがしっぽに見立てられているかわいいデザインである)
部屋を出たすぐ、廊下スペースに設置することにした。廊下には小窓もあるから匂いも軽減される、を期待。

で、次なる想定外の出来事は、じっくり悩んで決めたフード付き猫型トイレだったが、猫さんにアッサリ拒否されてしまう。(そ…そんな～)
囲われているトイレに入りたがらない。フードを外してみた途端、スムーズに利用してくれるようになった。
フードの型が猫型だった初代トイレは、こうして呆気なくシンプルなだ円形の砂受け皿と化した…

月日が経ち、縦横に成長したCarreくんも初代トイレにゆとりが無くなったなぁ(←これも粗相の原因の１つとされている)と感じた4月のとある週末、ベルギーサヴィッチ社のジャンボトイレに入れ替える。

2代目トイレは、D675mm x W485mm x  H280mm と超ビッグ‼

猫さんのトイレは体長(側面の胸から尻まで)の1.5倍長を推奨している。
例えば体長450mmの猫さんの場合なら、トイレの理想数値は675mmとなる。
ジャンボトイレは、まさに理想的数値だ。

が、猫さんには理想的なトイレも我が家の設置スペースにはデカすぎた…

1階から2階へ階段を一気に駆け上がり、スピードに乗ったままバタバタと廊下を急カーブ(横Gはどうなってる？？)で部屋へ突進。部屋の窓際に置いてあるキャットタワーまでドタバタ走りきって爪とぎをする‼
そんなCarreくんの毎日の大運動会にも支障をきたすことに。。
廊下の空きが狭くて、速度を落とさないと廊下から部屋へ突進する急カーブ(俗に言うヘアピンカーブ)が曲がり切れなくなった…

右が初代トイレで、左が2代目トイレ。2代目トイレは赤ちゃんの洗い桶くらいあるか。(笑)

結局、2代目ジャンボトイレはCarreくんがも～っと大きくなるまで大切に物置に保管することに決めた。
現在は3代目トイレだ。
2代目よりもうひとまわり小さいモダンプロダクツ アリストトレー JUMBO (D570mm x W435mm x H160mm) に落ち着ついた。
ライムグリーンのネオンカラーが和むロータイプ。(猫さんもどうやら緑色は識別できるようだ)
これでCarreくんも怪我の心配なく元気に大運動会を繰り広げられるし、廊下の空きも正常に戻り私も歩きやすいし、ようやく一件落着。

ちなみに猫砂は「トフカスサンド(名前のごとく、豆腐カス：おからでできている)」使用。ブリーダーさんに紹介いただいてから以降、変えずに一筋。

初めての梅雨を迎えるにあたり、おからが湿気を事前にどれだけ吸収してしまうのか、若干の不安あり…。
対策として、お天気の日に干したらイイそうだ。梅雨入りしたら実行してみようと思っている。

Carreくん、いろいろご不便おかけしますね…

『了解にゃ。でも寝る場所は自由にさせてにゃ～～♪』

P.S.

ご縁があり、このブログを目にしてくださった方へ

いつもありがとうございます。
私が最初に用意したドア付トイレ：ドイツKARLIE キャットリッターボックスキューブ(上部写真にサイズあり)、まったくの未使用(未開封のため中身も未確認ですが…)です。

「このトイレ、うち(あるいはお知り合い)の猫さんに使ってみたいなぁ～」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、商品代無料(運送料のみご負担いただける方)でお譲りいたします。
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